[特集]
子どもたちの成長に合わせて広いわが家へ
〜居間と子ども部屋を増改築し、これまでの不満を解消〜
〈
夏休みを利用して、住宅と接骨院をリフォーム〉
富山県宇奈月町にある三箇接骨院は、表に待合室や診察室があり、奥が自宅という木造の建物である。院長の三箇さんは、町の柔道スポーツ少年団の監督でもあり、お子さんたちも柔道をやっているという柔道一家である。お子さんは、高校2年生を筆頭に、2男3女。7人の家族が、2LDKの住宅で暮らしていた。
「子どもが大きくなって、居間にみんな入れない状態ですよ(笑)。少しでも広くして、子ども部屋もつくりたいというのがきっかけでした」と、三箇さんは語る。
そこで、6畳の居間を広げ、DKと居間が分かれていたのをつなげてLDKとし、東側のカーポートとして使っていた敷地に車庫と子ども部屋などを増築することにした。併せて接骨院の一部もリフォームすることとなった。
着工は6月下旬。完成は8月末の予定で、2学期から新しいわが家で暮らすというスケジュールである。まず、居間の解体に取りかかったが、屋根が寄せ棟になっており、増築する2階建てとつなげるには切り妻屋根にしなくてはならない。
「晴れの日が何日か続かないと屋根の解体ができないので、天気予報と進捗状況の摺り合わせが難しかったですね」と担当者は言う。
時期的に気配りが必要で、梅雨明けも考慮しながら、晴れた日に済ませなければならない工程を終えることができた。この頃、瓦を葺く段階で台風7号が接近。しっかり養生をして待ちかまえたが、幸いにも進路はそれていった。
〈少しでも広く、明るく、収納もプラス
〉
居間を広げるには、数年前に付けたばかりのサンルームを外側に動かさなければならない。そうすると、屋根の勾配の関係上、既製のものは取り付けられない。
「サンルームは絶対必要条件だったので、現場に合わせて新しくつくりました」と担当者。奥さまは、「『少しでも広く、明るく』と言ってたんです(笑)。特製のサンルームは、屋根から光が入るので、居間も明るいんですよ」と満足そうに語る。洗濯物の多い三箇家には、うれしいスペースだ。
居間は2畳分広がり、流し台の位置を変更してキッチンも広げ、一体化した広がりのあるLDKとなった。
並行して、増築部分の工事も進められていた。1階は、車庫と納戸、2階は子ども部屋が2つという設計だ。これまでの住まいには、収納部分がほとんどないというのも悩みだった。「それで、6畳というまとまったスペースを提案したんです」と担当者は言う。
増築部分は、隣地と接するため、屋根の雪が落ちていかないようフラットな折板葺きとした。
「屋根部分は吸音材を敷き詰めて、天井も2重張りにし、雨の音を少しでも軽減できるようにしています」と担当者。三箇さんは、「暮らしてみて、音は全然気になりませんよ」と言う。
周りをサイディングで囲んだ建物は、キューブ形で木造建築には見えない仕上がりになっている。
〈患者さんからも評価された工事
〉
接骨院の方は、診察室のクロスの張り替え、待合室にあるトイレのリフォームを行った。自宅の改装中、ご家族は他で仮住まいをされていたが、接骨院は休むわけにはいかない。
「営業に差し支えないようにしましたが、どうしても休んでいただかないとできない仕事があるので、休診日を利用したんです」
この夏は、スポーツ一家ならではの予定があった。息子さんの通う高校のインターハイ出場、教え子の全国大会出場などがあり、地域のスポーツ指導者として会場へ赴くため、当初から休診予定の日があった。そのスケジュールに合わせて接骨院の改装を行った。
「こちらの都合に合わせてもらって助かりました」と三箇さん。
待合室のトイレは、和式だったのを洋式にし、手すりや手洗い空間も設けた。ご主人が前から気にされていたことだという。
「結果的に待合室が狭くなったんですけど、何人かの患者さんから『よかった』と言われて。その声を聞いただけで、変えてよかったと思いました」と奥さまは言う。
発注者のご都合で着工は予定より遅れたが、完成は予定通りだった。「ぴったり終わられたんですよ。十分取り戻しますからと言われて」と奥さま。子どもたちも、広くなった家を喜んでいるという。
「広くしたいという要望を十分にかなえていただいたし、施工中に患者さんから、『きれいな仕事してあるね』と言ってもらっていたんですよ。頼んでよかったなと思います」と三箇さん。
明るく元気いっぱいな子どもたちが、ご両親の愛情を受けてどんどん成長していく空間。住まいは、家族の成長に合わせて変わっていく幸せの器であると言える。
三箇接骨院と自宅の全景。左の白い2階建てが増築部分(上)。真ん中の平屋部分が診察室。改装前は、寄せ棟の屋根だった(下)。
広くなって、ダイニングとワンフロアになった居間(上)。右側のサッシを開けると、特別製のサンルームがある。屋根と一体となり、日差しも取り入れる(下)。
女の子2人の子ども部屋は、9畳の広さ。白いクロスは、子どもたちが選んだ。
[今月のオーナー訪問]
三箇 康正さん、千鶴子さん
〈広くなって、家事もしやすい家へ
〉
限られたスペースの中で、大高建設さんに広くしていただきました。3尺広げただけでも、暮らしてみると結構違いますよ。
前のサンルームは付けたばかりだったので、もったいないって言ってたんですけど(笑)、つくってもらって結果的によかったですね。気密性がいいので、除湿機をかけると結構乾くんですよ。洗面室にあった洗濯機をサンルームに置いて、作業も楽になりました。柔道着は重いんですよ。
増築した子ども部屋は、将来ひとつの部屋にできるようにお願いしました。クロスの色は、子どもたちが選んだんですが、同じ白になっています。
子どもたちは、前みたいに歩くときにぶつかることがなくなって(笑)、喜んでますね。接骨院の方も、こちらの都合に合わせて改装してもらったので、工事のために休むことは1日もなく、助かりました。患者さんの方が建築のことをよくわかっておられて、仕事を誉めておられましたね。(談)
[技のトピックス]トステム
人気のフルフラット対面が、
お手頃価格で実現できます。
システムキッチン プラータ
高い清掃性が魅力の「プラータ」は、ベーシックキッチンでありながら、こだわりの空間を生み出すさまざまなプランをご用意。家族の顔を見ながらお料理できる、人気のフルフラット対面プランも最低価格85万円からご提案が可能です。
また、キッチンカウンターの高さは標準の85センチの他、80センチと90センチを設定。身長や使いやすさに合わせて、自分にピッタリのサイズを選ぶことができます。
さらに、オールスライドプランでは、引き出しのレールも選択可能。標準のセミエクステンションから、地震の揺れを感知して自動でロックの掛かる、安心なスライド耐震ロックなどにグレードアップさせることもできます。
シンプルな美しさ。
その思いから生まれた一体感。
アクエル 洗面化粧台
水のように洗練されたフォルムが美しい、ガラスの一体成形のガラスカウンター。クリアガラスとステンレスで構成されたシンプルな美しさが、早くも大好評の「アクエル」は、商品の基本構成もシンプルです。
基本セット以外にシンプルなカッティングを施した、モダンかつエレガントなデザインミラー、水ハネや汚れをさっと拭くだけで落とせるフロントウォール、鏡面仕上げの光沢が美しい収納キャビネットをオプションで用意し、アレンジも思いのまま。あらゆるシチュエーションに溶け込むそのスタイルは、新しい空間を提案します。
家のどこにあっても、さりげなく美しく。それが、新しい洗面化粧台「アクエル」です。
フルフラット対面プラン
お手入れ簡単「ピュアクリーン仕様」
「プラータ」は、汚れのつきやすいキッチン部材に、フッ素加工やシリコン処理など、素材の工夫を加えたお手入れ簡単仕様です。
フリースペースプラン
[今月の特集は]
大高建設株式会社が担当した住宅兼接骨院の建物の増改築を紹介しました。
接骨院が前部にあるため、住宅空間が思うように取れないなかで、少しずつ広さを確保した物件です。これまでの不満を解消するため、「少しでも広く、明るく」というオーナーの気持ちを受け止め、いろいろな相談や要望に誠実に応えて完成しました。
7人家族で柔道一家という、明るく頼もしいご家族が快適に暮らせる住まいとなりました。
pdfデータはこちらからダウンロードできます。
Vol.03
[特集]住宅と接骨院をリフォーム
[TOPICS]人気の対面キッチン
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